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トレーニングで鏡を見ない方がいい2つの理由

藤元大詩/Taishi Fujimoto

[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] みなさん、こんにちは!大阪でフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している BODY PARTNARS の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto) [/chat]

 

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トレーニングで鏡を見ない方がいい2つの理由

今回のブログのテーマは、トレーニング中に鏡を見ない方がいい2つの理由という内容でトレーナーの視点から解説していきたいと思います。合わせて、鏡を見るメリットについても少し解説していますので参考にしてみて下さい。

 

恐らく、トレーニング中に鏡をみながら実践する人が多いと思います。それに鏡を見ることが良いと思って実践している人がほとんどです。

多くのフィットネスクラブやスポーツジムでは、鏡が設置されています。やはり、安全面やビジュアル的な姿を確認する上では大きい鏡が設置されていたほうが利便性が高いです。

トレーニング中に鏡を見るメリットとしては以下のようなことが挙げられます。

トレーニング中に鏡を見るメリット

  1. 姿勢やトレーニング中の動作を確認できる
  2. 周囲の状況を確認しやすくなる

この2つくらいかなと思います。一つずつ簡単に解説します。

①姿勢やトレーニング中の動作を確認できる

まず1つ目は鏡を見る最大のメリットになる姿勢やトレーニング中の動作などの「ビジュアル」を確認できることです。

自分の姿勢や動きを確認しながら実践することで、正しいフォームに近づけて実践することができます。

自分のカラダをどう動かしているかイメージできない…という人は、鏡を見ながら実践することで自分自身のカラダがどのように動いているかを確認しながら実践することができるので非常にメリットになるかと思います。

 

[jin-iconbox06]ただし、基本的には姿勢もトレーニング中の動作も「前」からの状態しか確認することができません。前に鏡がある状態では「横と後ろ」からの姿は見えません。[/jin-iconbox06]

鏡に対してカラダを横向きにして、首を回して見るのも良いですが…自然体ではなくなります。トレーニング動作はひとつの面だけじゃなく、3面上の動作を確認しながら正しい動作を獲得することが大切です。

※鏡を見ない方が良い理由のひとつでも詳しく解説します。

 

②周囲の状況を確認しやすくなる

次に2つ目のメリットは、周りの状況を確認しながらトレーニングを実践できることです。

当たり前ですが、トレーニングは怪我なく安全に実践していくことが大切です。鏡があることで、万が一の可能性でトレーニング実践中に起こる事故も防げるかと思います。

 

フィットネスクラブやスポーツジムでは、幅広い年齢層の方がたくさん通われているのでトレーニング中にも何が起こるかわかりません。。通われる全員が、より安全に実践していくためにも周りに対して気を配り、注意を払って動くようにしましょう。

 

トレーニング中に鏡を見ない方が良い理由

  1. トレーニング中も「前からの動きしか」確認できない
  2. 日常生活やスポーツは「鏡を見ない」から

トレーニング中に鏡を見ない方が良い理由は、以上の2つです。一つずつ詳しく解説していきますね!

①トレーニング中も「前からの動きしか」確認できない

先程のメリットでもお伝えしましたが、トレーニング中に鏡を見ていても基本的には「前」からだけです。「横と後ろ」の姿を見ることはできません。

それを見ない方が良いと思うか、前からだけでも見た方が良いと思うかは、実践者のトレーニングの目的、好みなどによって変わってくると思います。

 

よく鏡を見ながら実践するスクワットやデッドリフトでは「前から見たときの動き」よりも「横から見たときの動き」の方が大切な要素が多く含まれています。

[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 実際に私もトレーナーとして選手や一般の方に対してトレーニング指導する時には、横から見てフォーム指導をし、動作の改善・修正をすることが多いです。(@taishi_fujimoto) [/chat]

トレーニングの種目にもよって、どこから見る方が良いのかは変わってくると思いますが、矢状面上での動き(曲げる・伸ばす)では横から見る方が、より正確にエラー動作を確認することができ修正すべき部分も見つけ出すことができます。

 

[jin-fusen3 text=”じゃあ、一人の場合はどうすればいいか…”]

とはいえ、一人でトレーニングを実践する時には「横」からの姿は確認しようがありませんよね。。横目や首を左右に回しながら、鏡をみて実践するのも一つの方法だと思いますが、できる限り、誰かに見てもらいながら動作や姿勢を確認していくようにしましょう。

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]カメラを横に設置いて確認することも一つの方法!※ただし、撮影可能な場所・ジムに限ります…(笑)

 

きちんと目的や意図を考えていて、前から確認すべき姿勢や動作があるのであれば、鏡をみながら実践するのは良いと思います。

ただ、その姿勢や動きも一部分の要素でしかないということも頭に入れておいてほしいなと思います。

 

②日常生活やスポーツでは「鏡を見ない」から

2つ目は、日常生活やスポーツ場面では「鏡を見ない」からです。

トレーニング中に鏡を見ない方が良い最大の理由だと考えています。

日常生活上では「座る」「立つ」「歩く」「階段の上り下り」など…ありとあらゆる動きが日々繰り返し行われています。その動作中、みなさんの目の前には「鏡」はありますか?

もちろん「No」ですよね。

スポーツでも同じです。野球やバレー、バスケ、サッカー、水泳、テニスをしている時に目の前に「鏡」はありますか?自分自身の姿や動きが常に目の前に映し出されていますか?

こちらも「No」ですよね。日常生活の動きも、スポーツの動作中も、目の前に鏡はないですよね。

 

[jin-fusen3 text=”ボディイメージと実際の動きを近づけることが大切”]

日常生活上でも、スポーツの動作場面においても、鏡を見ないので…

トレーニング時にも自分の頭で思い描いている動きのイメージ(ボディイメージ)と、実際に行っている動作(ボディコントロール)を近づけることが非常に重要なポイントです。

要するに「どこにいても思い通りに動かせる状態」を作ることが理想的ということです。

 

鏡を見ていない状態でも、自分の手や足がどこに位置していて、どの関節を動かしているかがわかっている状態が理想の状態です。

 

鏡を見ながらじゃないと、思うような動きができない状態では日常生活やスポーツの場面でも良いパフォーマンスを発揮することが難しくなってきます。障害を起こしてしまう原因にも繋がりかねません…

 

[jin_icon_comment color=”#e9546b” size=”18px”]あとは…鏡を見ない状態でトレーニングを実践することで真の意味で「自分自身と向き合う」状態をつくることができると思います。

 

この記事のまとめ&最後に

みなさんいかがだったでしょうか?トレーニング中に鏡を見ない方がいい2つの理由について解説していきました。また、見ることのメリットについても少しお伝えさせて頂きました。

この記事を読んだから、次から鏡を見ない状態でトレーニングするというより

双方のメリット・デメリットを十分に理解した上で自分自身に当てはめて「鏡を見てトレーニングするべきか」「鏡をなしでトレーニングするべきか」を考えてみて下さい。

 

[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 個人的な見解としては、ケースバイケースかなと思っています。今回記事でもお伝えしたようにどちらも良いところ・悪いところがあります。

そこを理解した上で状況や環境に合わせて使い分けることが大切です。あなたにとって納得いくようなベストな方法を選択できれば良いかなと思います。(@taishi_fujimoto) [/chat]

 

 

 

[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 当ブログではトレーニングやストレッチ、コンディションを整えるための情報、読者のカラダや健康に有益な知識をどんどん配信しています。またYouTubeでは目的別や筋肉ごとのトレーニングやストレッチ動画を解説付きでまとめて配信しています。

最後までお読み頂き本当にありがとうございました!!また次回の記事・YouTubeで会いましょうー!(@taishi_fujimoto) [/chat]

 

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藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
B−LEAD代表パーソナルトレーナー/講師
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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