B-LEAD代表 藤元
内転筋群が過度に硬くなってしまうと反り腰やX脚などの姿勢の乱れ、股関節の動きの制限に繋がってしまいます。開脚の可動域が狭い人も内転筋群が硬くなっている可能性があります。
内転筋群は以下の筋で構成されています。
内転筋群
大内転筋、長内転筋、短内転筋
内転筋群(正面から)

右|内転筋群(内側から)

股関節の内転の動きには、その他にも恥骨筋や薄筋なども関わっています。これらの筋肉は主に股関節を内側に近づける動き(股を締めるような動き)に使われています。
内転筋群の中では、大内転筋が最も大きい筋肉です。内転筋と言われていますが、股関節の伸展動作(蹴るような動き)にも大切な役割を持っています。
また大内転筋の一部に内側広筋(大腿四頭筋)が付着しているため、内側広筋の出力にも関係しています。内側広筋は膝の内側に位置する筋で膝関節の安定性に大切な役割を持つ。
長内転筋は、股関節の内転と屈曲の動きに使われています。
Contents
内転筋|アクティブストレッチ4種(6分)|動画
動画の目次|クリックすると閲覧可
内転筋|アクティブストレッチ4種|画像・プチ解説
①シッティング・ストレッチ
スタート姿勢

フィニッシュ姿勢

ストレッチ実践方法
- 片足長座の姿勢になる
- 両手を頭の後ろにあてる
- 息を吐きながら上体を横にたおしていく
②ハーフニーリング・ストレッチ
スタート姿勢

フィニッシュ姿勢

ストレッチ実践方法
- 片足長座の姿勢になる
- 両手を頭の後ろにあてる
- 息を吐きながら上体を横にたおしていく
③ヒップフレクサー・ストレッチ
スタート姿勢

フィニッシュ姿勢

ストレッチ実践方法
- 片足長座の姿勢になる
- 両手を頭の後ろにあてる
- 息を吐きながら上体を横にたおしていく
④カエル・ストレッチ
スタート姿勢

フィニッシュ姿勢

ストレッチ実践方法
- 片足長座の姿勢になる
- 両手を頭の後ろにあてる
- 息を吐きながら上体を横にたおしていく
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