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【解剖学】トレーナーが知っておくべき『足部』の構造と基礎知識

今回はトレーナーが知っておくべき『足部』の構造と基礎知識について解説します。前回までの記事で「骨盤」「脊柱」「胸郭」「股関節」「足関節」をテーマにお伝えしました。

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「足関節の構造がイマイチわからない…」「足関節の周辺の筋肉・関節の名称を知りたい」「足関節の機能を知りたい」というトレーナーやインストラクター、指導者の方は、是非最後まで読み進めて下さい。

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『足部』の構造と基礎解剖学

足部の骨と関節

足部は、距骨や踵骨、立方骨、舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、第1〜5中足骨、第1〜5基節骨、第2〜5中節骨、第1〜5末節骨、2つの種子骨の全部で28個の骨で構成されています。

これらの足部の骨は、前足部・中足部・後足部の3つに分けることができます。

骨と骨の間には「関節」があります。後足部と中足部の間にある関節を「ショパール関節(横足根関節)」といい、中足部と前足部の間にある関節を「リスフラン関節(足根中足関節)」といいます。

後足部に位置する踵骨と距骨の間にある関節を「距骨下関節」といいます。

中足部に位置する立方骨と楔状骨の間にある関節を「楔立方関節」舟状骨と楔状骨の間にある関節を「楔舟関節」内側・中間・外側楔状骨の間にある関節を「楔間関節」といいます。

前足部に位置する中足骨と基節骨の間にある関節を「MP関節」基節骨と中節骨の間にある関節を「PIP関節」中節骨と基節骨の間にある関節を「DIP関節」基節骨と末節骨の間にある関節を「IP関節」といいます。

足部の周辺に存在する筋肉

足部には、母指外転筋や短趾屈筋、短趾伸筋、足底方形筋、小趾外転筋、短母趾屈筋、短小趾屈筋、短母趾伸筋、小趾対立筋、背側骨間筋、底側骨間筋、虫様筋などの筋肉も付着しています。

これらの筋肉は、足部で起始して足部で停止しています。

さらに下腿から起始する筋肉として、腓腹筋やヒラメ筋、前脛骨筋、後脛骨筋、長腓骨筋、短腓骨筋、第三腓骨筋、長母趾屈筋、長母趾伸筋、長趾屈筋、長趾伸筋が足部にまで走行して停止しています。

足部の周辺に存在する靭帯・支帯・関節包・腱膜

足部には筋肉の他にも、靭帯や支帯、関節包、腱膜という組織が存在しています。

靭帯は、足背部に背側中足靭帯や背側足根中足靱帯、背側楔間靭帯、背側楔舟靭帯、背側楔立方靭帯、背側立方舟靭帯、二分靱帯、背側踵立方靭帯、距舟靭帯、骨間距踵靭帯、深横中足靱帯などがあります。

足底部には長足底靭帯や底側踵立方靭帯、底側踵舟靭帯(スプリング靭帯)、底側立方舟靭帯、底側中足靭帯などがあります。

支帯とは、足関節運動時の位置覚に対しての役割を主に担っていると考えられます。支帯は、約1mm程度で伸張性はあまりないとされています。足部の筋肉が支帯の下を走行しています。

足部には、下伸筋支帯や上伸筋支帯、屈筋支帯、下腓骨筋支帯、上腓骨筋支帯があります。

関節包は、中足骨と趾骨、趾骨同士の間にある線維性の膜と滑膜の二重構造で作られている組織です。第一趾中足趾節関節包や中足趾節関節包、母趾の趾節間関節包、近位趾節間関節包、遠位趾節間関節包があります。

足底部には、踵から趾節骨(関節包)にかけて走行する「足底腱膜(足底筋膜)」という強靭な繊維状の組織もあります。

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正しい知識を身につけて最適なアプローチを!

パーソナルトレーナーやインストラクター、指導者である以上、解剖学は必ず勉強しておくべき分野のひとつです。

足部は身体の中で唯一、地面に接触している部位です。そのため、身体制御に重要な役割を担っていると考えられます。日常生活動作やトレーニング、スポーツ動作の中でも、とても大切な役割を果たしている部位です。

目の前のクライアントや選手に対して、身体の構造に基づいた正しいアプローチを目指していきましょう。解剖学に関する記事は、他にもアップしているので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

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藤元大詩/Taishi Fujimoto
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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