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【機能解剖学】トレーナーが知っておくべき『脊椎と肋骨と肩甲骨の運動連鎖』とは

脊椎と肋骨と肩甲骨の運動連鎖とは

今回は、トレーナーであれば知っておくべき知識『脊椎と肋骨と肩甲骨の運動連鎖』について解説したいと思います。

体幹部における運動学で適切な動作評価・アプローチする上でとても大切なポイントになります。また、運動指導においても正しい動作へ導く上で知っておくと良い知識の1つです。

『脊椎』と『肋骨』の運動連鎖とは

まずは「脊椎」と「肋骨」の動きの運動連鎖について解説します。

胸腰椎の屈曲(前屈)動作が起こると、上位肋骨(T1-6)では前傾(前方回旋)され、下位肋骨(T7-12)では閉鎖(内旋)という動きの連動が生じます。

逆に胸腰椎の伸展動作が起こると、上位肋骨(T1-6)では後傾(後方回旋)され、下位肋骨(T7-12)では拡張(外旋)という動きの連動が生じます。

これらは脊椎の矢状面上の動作に対する肋骨の動きの連鎖反応として生じる現象です。

次に脊椎の水平面上の動き、回旋動作に対する肋骨の動きの連鎖反応について解説します。

胸椎の回旋動作が起こると、下位肋骨(T7-12)の同側で外旋が起こり、反対側で内旋の動きの連動が生じます。

つまり、右回旋した場合には右側の下位肋骨で外旋が起こり、左側の下位肋骨で内旋が生じるということです。

このように脊椎の動きに伴い、常に肋骨も連動して機能しています。お互いに深い関係性を持っていると考えられます。

『脊椎』と『肩甲骨』の運動連鎖とは

次に「脊椎」と「肩甲骨」の動きの運動連鎖について解説します。

胸腰椎の屈曲(前屈)動作が起こると、肩甲骨は前方牽引(外転)と挙上の連動が生じます。逆に胸腰椎の伸展(後屈)動作が起こると、肩甲骨は後退(内転)と下制の連動が生じます。

このように脊椎と肋骨に加えて、肩甲骨の動きも連動して機能するようになっています。これらの連鎖反応を理解することで評価時の身体の診方、トレーニング指導時のアプローチ方法が変わってくると思います。

正しい知識を身につけて最適なアプローチを!

今回は、脊椎と肋骨、脊椎と肩甲骨の運動連鎖について解説しました。これらの運動学を理解することでより適切な動作評価を実施することが可能です。適切な評価で得た情報は、より良いプログラムに繋げていくことができる材料となります。

誤った知識・技術でクライアントの身体を触ったり、運動指導することは非常に危険です。正しい知識を身につけた上で身体の状態にあった適切なアプローチができるようになりましょう。

今回の記事に合わせて他の記事も是非参考にしてみて下さい!それではまた!

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藤元大詩/Taishi Fujimoto
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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