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【解剖学】トレーナーが知っておくべき『膝関節』の構造と基礎知識

今回はトレーナーが知っておくべき『膝関節』の構造と基礎知識について解説します。前回までの記事で「骨盤」と「脊柱」「胸郭」をテーマにお伝えしました。

膝関節は、股関節と足関節とも構造的、かつ機能的な繋がりがありますので関連付けて理解しておくと良いかと思います。

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「膝関節の構造がイマイチわからない…」「膝関節の周辺にある筋肉・靭帯・腱などの組織・機能を知りたい」というトレーナーやインストラクター、指導者の方は、是非最後まで読み進めて下さい。

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『膝関節』の構造と基礎解剖学

膝関節は、大腿骨と脛骨と膝蓋骨の3つの骨で構成される関です。大腿骨と脛骨の間には「大腿脛骨関節(FT関節)」、大腿骨と膝蓋骨の間には「膝蓋大腿関節(PF関節)」があります。

膝関節の筋肉

膝関節の周辺には、大腿四頭筋の腱となる膝蓋腱(膝蓋靭帯)、半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋(長頭・短頭)、腓腹筋、薄筋、縫工筋、足底筋、膝窩筋などの筋肉・腱が走行して付着しています。

これらの筋肉・腱は、膝関節を主に伸展・屈曲させたりと運動機能として重要な役割を担っています。

膝関節の靭帯・関節包

膝関節の靭帯は、関節内靱帯として前十字靭帯(ACL)と後十字靭帯(PCL)、外側・内側半月膝蓋靭帯、前・後半月大腿靭帯、膝横靭帯があります。関節外靭帯としては、外側側副靭帯(LCL)や内側側副靱帯(MCL)、前外側靭帯(ALL)、内側膝蓋大腿靭帯、外側膝蓋大腿靭帯、弓状膝窩靭帯、斜膝窩靭帯などがあります。

膝関節の全体を覆うように「線維性関節包」があります。この関節包は、前方と外側、後方、後外側、内側でそれぞれ筋や靭帯、筋膜によって補強されています。膝蓋骨の横には、内側膝蓋支帯外側膝蓋支帯という組織もあります。

膝関節の軽度外反角(FTA)とQアングル

膝関節では、大腿骨の骨軸に対して脛骨の骨軸を結んだラインが軽度に外方へ傾斜しています。通常の立位姿勢では、膝関節は軽度に外反(Femoro Tibial Angle)している状態となります。

膝関節の外反角は、通常一般成人では外側に170〜175°程度の角度があります。170°以下を過度な外反膝(X脚)180°以上を内反膝(O脚)と呼びます。

上前腸骨棘(ASIS)から膝蓋骨中央に向かって引いた線と、脛骨粗面から膝蓋骨中央に向かって引いた線の交差で形成される角度のことを「Qアングル」といいます。

平均の正常値が約15°とされており、男性は約10-15°、女性は約15-20°が正常の角度と言われています。このQアングルが大きくなるほど、膝関節の外反角は大きくなります。

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正しい知識を身につけて最適なアプローチを!

パーソナルトレーナーやインストラクター、指導者である以上、解剖学は必ず勉強しておくべき分野のひとつです。

目の前のクライアントや選手に対して、身体の構造に基づいた正しいアプローチを目指していきましょう。解剖学に関する記事は、他にもアップしているので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

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藤元大詩/Taishi Fujimoto
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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