良い姿勢を作ろうと意識するのは逆効果!姿勢の歪みを改善する方法と対策
「キレイな美しい姿勢を手に入れたい」誰もが一度は思うことだと思います。姿勢を良く意識すればするほど、間違った認識のまま、意識しているだけだと逆効果かも…
一般的に悪い姿勢といわれる「猫背」を治そうとする人に多いことです。猫背を治すために「胸を張る」意識をするほど、かえって姿勢をさらに悪くさせていることも多いんです。
なぜ良い姿勢を作ろうと意識するのは逆効果なのか?今回の記事では、そんな姿勢の歪みで悩むすべての方に伝えたい内容です!ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
日常生活の習慣の積み重ねで姿勢は歪んでいく
姿勢の歪みは1日や2日で作られるものではありません。長年の習慣の結果です。
悪い姿勢を続けていれば、その結果として猫背や反り腰、ストレートネックになる訳です。逆に良い姿勢を保つ努力を続けている人は、キレイな美しい姿勢でいれるわけです。
人は環境に左右される生き物です。姿勢が悪くなりやすい環境にいるか、そうでないか、で結果(将来の姿勢)は変わってきます。
なぜ良い姿勢を作ろうとすることがダメなのか?
姿勢をよくするために、良い姿勢を意識的に作ろうとする人はとても多いです。最初にもお伝えしたように、意識の仕方を間違えると、姿勢の歪みはさらに悪化します。
上記画像に写っている女性のような姿勢をイメージしてもらうとわかりやすいです。
胸を張るような姿勢を強く意識し過ぎると、猫背を予防する所か「反り腰」や「肋骨がひらく」ことにも繋がってしまいます。。
人によって意識の仕方は細かく変わってきますが(これをやれば!という正解はない)骨盤を立てて、軽く肩甲骨を寄せる程度、それくらいが良かったりします。
姿勢の歪みの原因・姿勢の歪みを改善する方法
姿勢の歪みの原因(主な原因は日常の習慣)はさまざまです。習慣の結果として、体のありとあらゆる機能のバランスが乱れる、機能が低下してしまうこと、これも原因となります。
バランス感覚に必要な前庭覚や視覚、体性感覚など、、筋緊張のバランスや柔軟性、安定性、体幹機能なども関係します。
これらのあらゆる機能は「運動不足」である程、悪化・低下していきます。
今回は「猫背」改善に特化した内容として「前庭覚」の機能、「背骨」まわりの柔軟性を改善するエクササイズ・ストレッチを紹介させていただきます!
ローリング|前庭覚を活性化させるエクササイズ
胸椎伸展ストレッチ|背骨の柔軟性を改善するエクササイズ
広背筋ストレッチ|広背筋の柔軟性を改善するエクササイズ
キャットキャメル|背骨の柔軟性を改善するエクササイズ
結局これが一番大切!身の回りの環境を整える
結局これやらんと、いくら良いストレッチ・トレーニングやっていたとしても、姿勢は元通りです。このような姿勢で仕事してしまっている人おおいはず…↓
むずかしい話ではありません。机・椅子・PCモニターの高さを自分の体にあった最適なサイズにするだけ。これするだけで悪い姿勢にはなりにくくなるはずです。
大切なポイントは「多くの時間を過ごす環境」を整えることです。それが家なのか、会社・オフィスなのか、それによって最適な対策・改善方法も変わってきます。
「同じ姿勢で長時間、居続ける」ことも体にとってよくありませんので、20〜30分程度に1回は姿勢を変える、適度に休息をとることも姿勢の歪みを予防する上で大切です。