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ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素②SSC|ストレッチ・ショートニング・サイクル

藤元大詩/Taishi Fujimoto

ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素

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[chat face=”IMG_9110.jpg” name=”B-LEAD代表 藤元” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] みなさん、こんにちは!大阪でフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している B-LEAD の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto) [/chat]

今回の記事から、バレーボールやバスケットボールなどの競技で、高いパフォーマンスを発揮する上で大切な要素・能力となる「ジャンプ力(跳躍力)」をテーマに第4回に渡ってお伝えしていきます。

[jin-fusen2 text=”ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素”]

  1. 筋量増加&最大筋力向上
  2. SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)
  3. RFD(力の立ち上がり速度)
  4. 動作スキル

この4つは、ジャンプ力を高める上で欠かせない要素です。前回記事の第1回目は「筋量増加&最大筋力向上」をテーマにお伝えしました。

ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素①筋量増加&最大筋力向上

第2回目は「SSC(ストレッチショートニング・サイクル)」です。ジャンプ力を高めて、スポーツ選手としてのパフォーマンスを高めて行きたい方は、是非一つの参考にしてみて下さい。

SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)とは?

SSCとは、ストレッチ・ショートニング・サイクル(Stretch-Shortning Cycle)の略であり、このメカニズムを利用することでエネルギーを節約し、推進力を増大させることができます。

反動動作を使わないジャンプよりも、各関節を曲げて反動動作を利用して一気に切り返してジャンプする方が高く跳ぶことができる。これはSSCを効率よく利用した結果と考えられます。

SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)を利用したトレーニング

SSCの利用:伸張性収縮 → 等尺性収縮(移行期)→ 爆発的な短縮性収縮

といった流れです。筋肉は一度、ゴムのようにグッと伸ばされると、次に縮もうとする働きが起こります。瞬間的に筋肉は伸ばす動作を加えることで得られるバネ(弾性エネルギー)を利用するということです。

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SSCは、プライオメトリックス(Plyometrics)と同じ意味、言葉であり、SSCを利用したトレーニングをプライオメトリクストレーニングと表現します。

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[jin-fusen2 text=”SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)の利用”]

  1. 伸張性収縮 & 等尺性収縮(移行期)
  2. 爆発的な短縮性収縮

赤線で引いている部分は、それぞれの関節における伸筋群が伸ばされている状態です。股関節では「大臀筋やハムストリングス」、膝関節では「大腿四頭筋」、足関節では「下腿三頭筋」が主要な伸筋群とされています。

[chat face=”IMG_9110.jpg” name=”B-LEAD代表 藤元” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 爆発的なパワーを発揮し、より高いジャンプをするためにSSCは必要不可欠な要素といえます。 [/chat]

これらの各関節における伸筋群が しゃがむ動き(下降時)と共に、筋肉がグッと伸ばされて力を蓄えます(弾性エネルギーが蓄積している状態)。跳ぶ動き(上昇時)と共に、伸ばされていた筋肉は、ゴムのように一気に縮み、爆発的な力を発揮することができます。

プライオメトリクストレーニング(3種目)

プライオメトリクストレーニングとは、SSCを利用したパワー・瞬発力を高めることを目的としたトレーニングです。代表的なプライオメトリクストレーニングを3種類ご紹介します。

①カウンタームーブメントジャンプ|Counter Movement Jump

②デプス・ジャンプ|Depth Jump

③ラテラル・オルタネイトレッグ・プッシュオフ・ジャンプ|Lateral Alternate Leg Push off Jump

他のプライオメトリクストレーニングを知りたい方は、下記の記事で12種目ご紹介しているので是非チェックしてみて下さい。

»» 【トレーナー直伝】ジャンプ力・瞬発力アップに必須プライオメトリクストレーニング12種

【トレーナー直伝】ジャンプ力・瞬発力アップに必須プライオメトリクストレーニング12種

この記事のまとめ&最後に

今回の記事では、ジャンプ力を高めるために必要な要素の一つ「SSC – ストレッチ・ショートニング・サイクル」をテーマにお話しました。SSCは、跳躍高をアップさせるためには必要不可欠な要素であることを理解できたでしょうか?

[jin-fusen2 text=”この記事の要約”]

  • 瞬間的に筋肉は伸ばす動作を加えることで得られる弾性エネルギーを利用する(SSC)
  • SSCの利用:伸張性収縮 → 等尺性収縮(移行期)→ 爆発的な短縮性収縮
  • 反動動作を利用して一気に切り返してジャンプする方が高く跳ぶことができる
  • 爆発的なパワーを発揮し、より高いジャンプをするためにSSCは必要不可欠

以上がこの記事の簡単な要約です。ジャンプ力(跳躍力)を高めたいスポーツ選手・アスリートにとって、少しでも参考になる内容になっていれば、嬉しいです。

[jin-fusen2 text=”ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素”]

  1. 筋量増加&最大筋力向上
  2. SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)
  3. RFD(力の立ち上がり速度)
  4. 動作スキル

ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素、第2回目の今回は「SSC – ストレッチ・ショートニング・サイクル」をテーマにお話しましたが、次回 第3回目は「RFD – 力の立ち上がり速度」をテーマに記事を連載していきます。

③のRFD(力の立ち上がり速度)も跳躍力を高めるために必ず必要な要素で、理解しておくべき知識です!気になる方は、是非チェックをお願いします^^

»» ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素①筋量増加&最大筋力向上

ジャンプ力を高めるために必要な4つの要素①筋量増加&最大筋力向上

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藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
B−LEAD代表パーソナルトレーナー/講師
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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