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O脚は内ももを鍛えても治らない。本当の原因と改善法をトレーナーが解説!

藤元大詩/Taishi Fujimoto

O脚は内ももを鍛えても治らない理由

O脚を治すといったら「内ももを鍛える」といいんじゃないかとイメージされる方、非常に多いんじゃないでしょうか?

O脚になると結果的に内ももの筋肉が弱くなることは多いです。かといって内ももだけ鍛えていてもO脚は本当の意味で改善されません。

そう、根本的な原因は内ももの筋肉の弱さにあるんじゃなく、他にあることが多いのです。

今回の記事では、O脚の根本的な原因を理解して治すために必要な改善エクササイズのひとつをご紹介していきたいと思います。

STEP① O脚の根本的な「原因」を知る

O脚になってしまう多くの方に当てはまる要素・原因をいくつか挙げていきたいと思います。

  1. 足首の曲げる動きの硬さ(背屈制限)
  2. 重心が外側に偏っている(外側荷重)
  3. 太ももとスネの骨のねじれが強い
  4. 足のアーチのバランスが崩れている
  5. 股関節が内側に捻れている
  6. 姿勢がスウェイバックになっている

O脚になるといっても、このようにいくつか考えられる原因があります。内ももの筋肉が弱くなることでO脚になるというよりも、多くの場合、何かしらの原因の結果、内ももの筋肉が弱化するといった感じになります。

STEP② 根本原因に合った改善法を実践する!

今回はセルフでも取り入れることができる方法を2つに絞ってご紹介します!

①足首を曲げる動きを改善するストレッチ

②重心が外側に偏っている

足首を曲げる動きを改善するストレッチ

足首を曲げる動きが硬くなってしまうと、アーチのバランスが崩れてしまったり、重心の位置に偏りが生じてしまいます。

足首を曲げる動きを解消するために必要なセルフエクササイズ・ストレッチを2種類ご紹介!

①足趾伸展 足関節背屈ストレッチ

②足関節セルフストレッチ

重心が外側に偏っている

重心が外側に偏ってしまうと、スネの骨(脛骨)も外側にねじれてしまいます。

スネの骨と太ももの骨との間にねじれが生まれることでO脚に繋がってしまいます。

重心を内側にかける動きを身につけるためのセルフエクササイズをご紹介!

動画:母趾球の荷重を意識したカーフレイズ

根本的な原因を解消して「O脚」を改善する!

O脚は内ももの筋肉の弱さなどが原因になっているよりも、足首や股関節まわりに機能的な問題があり、結果的にO脚になっている場合の方が多いです。

パーソナルトレーナー藤元
パーソナルトレーナー藤元

O脚はスタイル・見た目への悪影響だけでなく「ひざの痛み」や「歩行に対する問題」など…日常生活に対しても機能的な問題点として悪い影響があります。

ほったらかしはよくありません。今回ご紹介した方法も改善に向けて必要な方法のひとつです。ぜひ参考にしてみてください。

今回の記事を読んでも解決できない、さらにステップを踏んで改善・予防につなげていきたいといった方はインスタDMや公式LINE・お問い合わせフォームより、いつでも相談してください。

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ABOUT ME
藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
B−LEAD代表パーソナルトレーナー/講師
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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