股関節の正しい使い方を覚える「ヒップヒンジ」の練習方法と種類|トレーナーが解説!
藤元大詩/Taishi Fujimoto
「ヒップヒンジ」は股関節の基礎・基本動作のひとつ。ヒップヒンジができるようになることでパフォーマンスアップや腰痛や膝の痛みなどの障害予防に繋がる。今回の記事では、ヒップヒンジの練習方法と種類をお伝えしていく。
「ヒップヒンジ」の練習方法と種類
「ヒップヒンジ」の練習方法
ヒップヒンジのやり方には、立った姿勢や四つ這い姿勢、膝立ち姿勢など…さまざまなパターンがある。通常の立ったままの姿勢でヒップヒンジが上手にできない人向けに「壁」を使った練習方法をご紹介する。
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練習方法①ウォールタップ・ヒップヒンジ
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[2-left bg_color=”#f7f7f7″ title=”スタート姿勢” style=”1″]
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[2-right bg_color=”#f7f7f7″ title=”ヒップヒンジ” style=”1″]
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[box05 title=”ヒップヒンジ|立位での正しいやり方”]
- 足は腰幅に揃えて立つ(壁に背を向けて立つとやりやすい)
- 両腕は胸の前で組むか腰にそえる
- 上半身は真っ直ぐのまま、お尻を後ろに引く(膝は軽く曲げるだけでOK)
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練習方法②ウォールタップ・ハンドサポート・ヒップヒンジ
上記のように両手を股関節のつけ根(関節の曲がる部分)に当てて実施する方法もおすすめ
手順は以上だが、上記の動画や文章だけで完璧に習得できる人はなかなかいないはずだ。ヒップヒンジを正しい動きで習得するために3つのポイントを押さえることをおすすめする。
[jin-fusen2 text=”ヒップヒンジ|実践時のPOINT”]
- 壁に背を向けている場合:お尻で壁をタップするイメージで動かす
- 頭からお尻まで一直線の姿勢をキープする
- 上下運動ではなく「前後運動」としてイメージする
あとは、両手を股関節の曲がる部分(関節のところ)にあてて、股関節で両手を挟むように実践するのも良いフォームで実践する上でのポイントとなる。
「ヒップヒンジ」の種類
①四つ這い・ヒップヒンジ|Hip Hinge 4pt
②ニーリング・ヒップヒンジ|Hip Hinge Kneeling
③ハーフニーリング・ヒップヒンジ|Hip Hinge –Half Kneeling
④ヒップヒンジ|Hip Hinge
⑤ウォールタップ・ヒップヒンジ|WallTap –Hip Hinge
⑥ウォールタップ・ハンドサポート・ヒップヒンジ|WallTap –Hip Hinge Hand Support
⑦ウォールタップ・スタガード・ヒップヒンジ|WallTap –Staggered Hip Hinge
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