トレーニング基礎知識

一般人で知っておくべき知識「可動性&安定性」パフォーマンスを高めるために大切な知識

一般人で知っておくべき知識「可動性&安定性」パフォーマンスを高めるために大切な知識

B-LEAD代表 藤元
B-LEAD代表 藤元
みなさん、こんにちは!大阪でフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している B-LEAD の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto)

今回の記事では、パフォーマンスアップに必要で一般人でも知っておくべき知識、可動性(モビリティ)と安定性(スタビリティ)について解説します。

これに関する知識を理解して、自分自身のカラダの状態に合わせて、トレーニングやストレッチングの運動プログラムに活かしていけば、今よりも格段にパフォーマンスを高めていけると思います。

B-LEAD代表 藤元
B-LEAD代表 藤元
可動性(モビリティ)は、先月5月のTarzanにも取り上げられているキーワードです。実際に手にとって読んだ方も多いんじゃないでしょうか? 

以前にも、当サイトの記事で「ヒトの身体の構造 〜Joint by Joint Approach〜」や「一般人でも知っておくべき知識«パフォーマンスピラミッド»パフォーマンスを高めるために大切な知識」というテーマで取り上げてきました。

可動性(モビリティ)は、自分自身でコントロールできる関節の可動域・動きを意味する言葉で、安定性(スタビリティ)は、その名の通りで関節の安定性を意味する言葉です。

関節・部位によって求められる能力が違う

ヒトの身体の関節・部位によって求められる能力は違い、大きく分けて可動性が求められる関節と、安定性が求められる関節があります。

Joint by Joint Approach
足部(距骨下関節) Stable
足関節 Mobile
膝関節 Stable
股関節 Mobile(Stable)
骨盤/仙骨/腰椎/腰椎骨盤帯 Stable
胸椎 Mobile
肩甲胸郭関節 Stable(Mobile)
肩甲上腕関節 Mobile
肘関節 Stable
手関節 Mobile
下部頚椎(C3-7) Stable
上部頚椎(OA、C1-2) Mobile

(Gray Cook & Michael Boyle より改変)*セミナー資料 参考

上下、どちらから見ても、可動性→安定性→可動性→安定性…と交互に位置する構造になっている事がわかります。

安定性と可動性のどちらか一つだけ優れていても、機能性は高いとは言えません。

「安定性が高まった状態で可動性が最大限に発揮できる」と考える事が理想的な考え方です。実際に肩関節や股関節の動き始めには、お腹のインナーマッスルが体幹部の安定性を高めるために機能することがわかっています。

安定性の上に、適切かつ安定した関節の動きが成り立つ訳です。

可動性と安定性が低下した時の身体への影響

可動性・安定性の低下した状態では、動きのパフォーマンスの低下や外傷・障害の原因に繋がる可能性が高くなります。

また、関節の動く範囲が狭くなる分、代謝機能が落ち太りやすくなってしまったり、トレーニングの効率が落ちてしまうことも考えられます。

可動性を高めるべき部位|ストレッチング(実践動画)

それでは、次に可動性を高めるストレッチング・モビリティエクササイズをご紹介します。可動性(モビリティ)を高めるべき関節はいくつかありますが、運動前のウォームアップでも取り入れられる代表的な「股関節」と「胸郭」の種目をご紹介します。

柔軟性のチェック方法に関する記事はこちら

»» 柔軟性・機能テスト|股関節の柔軟性をチェックする2つの方法

»» 柔軟性・機能評価|体幹・胸椎の伸展の可動性をチェックする方法

»» 柔軟性・機能評価|胸椎の捻り・回旋の柔軟性を簡単にチェックする方法

股関節|ストレッチング(実践動画)

胸郭|ストレッチング(実践動画)

安定性を高めるべき部位|エクササイズ(実践動画)

それでは、次に安定性を高めるアクティベーションエクササイズをご紹介します。安定性(スタビリティ)を高めるべき代表的な部位である「殿筋群」と「体幹部」の種目をご紹介します。

殿筋群|アクティベーションエクササイズ(実践動画)

体幹部|アクティベーションエクササイズ(実践動画)

この記事のまとめ&最後に

今回の記事では、パフォーマンスアップに必要で一般人でも知っておくべき知識、可動性(モビリティ)と安定性(スタビリティ)について解説しました。

体幹部や関節の安定性を高めて、動かすべき関節の可動性を最大限に活かすことができれば、今よりも確実に動きの質・パフォーマンスは高まっていくと思います。

柔軟性・関節の動きをチェックする方法・テストもご紹介しているので、まずは自分自身の身体の状態をこの機会にチェックしてみて下さい。

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B-LEAD代表 藤元
B-LEAD代表 藤元
今回の記事の内容を一つの参考にみなさんの身体の状態に合った形でパフォーマンスアップに繋げる一つの手立てにしてもらえたら嬉しいです。 
ABOUT ME
藤元大詩/Taishi Fujimoto
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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