柔軟性・機能評価|胸椎の捻り・回旋の柔軟性を簡単にチェックする方法
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 大阪を拠点に関西各地方にフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している BODY PARTNARS の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto) [/chat]
体幹の回旋(ローテーション)動作は、日常生活でもスポーツ場面においても大切な動きの一つです。そして体幹の捻る動きでは、「胸椎」の回旋可動域が必要不可欠です。
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 回旋動作が頻繁に行われるゴルフや野球などのスポーツでは、よく「腰を捻るイメージで!」と指導されることがあります。
腰を捻る動きが繰り返し行われると、腰痛を起こす可能性が高くなります。。カラダの構造で考えると、実際には腰(腰椎)を捻るのではなく、胸(胸椎)を捻るのが正しい動きです。 [/chat]
[box05 title=”胸椎の回旋可動域が狭くなると…”]
- 肩峰下インピンジメントや肩板損傷など「肩関節」の障害が起こりやすい
- 腰椎分離症や椎間板ヘルニア、腰痛など「腰部」の障害も起こりやすい
- 首に対しての障害や不調も起こりやすい
[/box05]
胸椎の回旋動作の意識を高めても、そもそもの回旋可動域が狭くなっていたら捻る動きすらもできません。。
今回の記事では、体幹・胸椎の回旋可動域をチェックする2つの方法と胸椎の回旋動作を高めるストレッチ・エクササイズをご紹介させて頂きます。
柔軟性・機能評価|体幹・胸椎の伸展の可動性をチェックする方法はこちら
胸椎回旋|柔軟性・可動性|チェック方法(評価)
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 胸椎の回旋の可動域・動きをチェックする方法には、以下のような方法があります。
※この動きで痛みがある場合、無理はしないで下さいね。 [/chat]
評価・チェック方法①
まず一つ目は、あぐらの状態でチェックする方法です。あぐら姿勢になることで骨盤が後傾位になり、腰椎も後彎した状態になります。
骨盤後傾と腰椎後彎曲した状態を作ることにより、腰椎の代償動作を防ぐことができます。
[jin-iconbox01]あぐらの状態が難しい人は、次のチェック方法を参考にしてみて下さい。[/jin-iconbox01]
[box04 title=”Check Point!!”]
- 反対側の肩が正面にきているか?
[/box04]
このチェック方法であれば、自分自身でもなんとか確認できると思います。目安としては80〜90°回旋していれば良いかと思います。
2人1組で相手にチェックしてもらうか、動画で撮影しながらチェックすると、より正確な情報が得られます。
評価・チェック方法②
2つ目は、立位の姿勢で回旋動作を実施してチェックしていきます。立位姿勢では、先ほどのあぐら姿勢とは違い、脊柱(体幹全体)に加えて股関節や足関節の動きも関与していきます。
胸椎以外の部位も含まれますが、ある程度の回旋可動域をチェックすることは可能です。
[box04 title=”Check Point!!”]
- 反対側の肩が見えるか?
[/box04]
この評価のチェックポイントも至ってシンプルです。後ろから確認した時に「反対側の肩が見えているか」をチェックします。
評価時の注意ポイントは、以下の通りです。
- 過剰な努力をしない(無理矢理やらない)
正確なカラダの状態を知るためには、運動前に評価するようにしましょう。(運動直後は柔軟性やカラダの機能・状態も変化しやすいため)
定期的に測定する場合には、測定する環境や服装、測定する時間にも配慮した上で評価するようにしていきましょう。
胸椎回旋の動きを高めるストレッチ|動画
カラダの動きを高める胸郭&脊柱ストレッチ|5種
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] やってみてストレッチした後のカラダの状態の変化を確認・実感してみて下さい。 [/chat]
この記事のまとめ&最後に
- 胸椎・体幹部の回旋動作のチェック方法「立位」と「あぐら」の2パターン
- 「立位」での回旋では、後方から「反対側の肩」が見えれば◯、見えなければ×
- 「あぐら」での回旋では、前方から「肩」が正面まで届いていれば◯、と届いていなければ×
- 測定時には正確な測定方法・ポイントを確認しておこう
- 胸椎の回旋動作が低下していると首や肩の障害、腰痛が起こりやすくなる
- ストレッチやエクササイズで胸椎の回旋動作を改善・予防しよう
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