正しい『デッドリフト』のためのエクササイズ②|体幹部の安定性を高める(3選)
正しい『デッドリフト』のためのエクササイズ②|体幹部の安定性を高める
[chat face=”IMG_9110.jpg” name=”B-LEAD代表 藤元” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] みなさん、こんにちは!大阪でフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している B-LEAD の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto) [/chat]
正しいフォームでデッドリフトを実践するためには、体幹部を安定させた状態で股関節や骨盤、ひざ関節、足首を適切に動かす能力が必要となる。
正しいデッドリフトのためのエクササイズシリーズ第2回の今回は、体幹部の安定性を高めるべき理由と方法について解説していく。
»» 【第1弾】正しい『デッドリフト』のためのエクササイズ①|股関節の可動性を高める(3選)
腰痛の原因の一つとして体幹部の安定性不足が考えられる。ケガの予防に繋がるだけでなく、体幹部の安定性を高めることで、よりカラダが動かしやすくなることを実感できると思う。
正しいデッドリフトに必要な『体幹部』の働き
デッドリフトでは、下からバーベルを引き上げるという動きの際に「腰部」に対して強い負荷が加わる。その腰部を安定させる(腰が丸くならないようにする)ためには、体幹部の安定性を高めることが重要だ。
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体幹部の安定性を高まっている状態とは、お腹の周りについている筋肉が機能している状態。とくに大切な役割を果たすのがインナーユニットといわれる4つの筋肉となる。
[box05 title=”インナーユニットとは?”]「横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群」の4つの筋肉から構成される
協同して機能し合うことで「腹腔内圧(腹圧)」が高まる[/box05]
このインナーユニットは、腰部の安定性を高める上で非常に大切な役割を果たす。これらの筋群を機能的に働かせる状態を作るためには、正しい骨格のアライメントを手に入れること、適切な呼吸法を習得することが必要だ。また、お腹周りを360°全方向に膨らませることも一つのポイントとなる。
インナーユニットの機能を活性化させた上で外側についているアウターマッスル(腹直筋や内・外腹斜筋など)が機能する状態を作ることが大切。ご紹介するエクササイズを実践する上でも、お腹周りを360°膨らませることをイメージしながら実践してみてほしい。
正しい『デッドリフト』のためのエクササイズ②|体幹部の安定性を高める(3選)
①デッドバグ|Deadbug
②レッグロワリング|Leg Lowering
③ベアー・ショルダータッチ|Bear Shoulder Touch
ルーマニアンデッドリフト|正しいフォーム(動画)
この記事のまとめ&最後に
正しいデッドリフトのためのエクササイズシリーズ第2弾ということで『体幹部』の安定性を高めるエクササイズを3種類ご紹介させてもらった。
体幹部の安定性は、股関節の動きをスムーズにさせる上でも大切な機能となる。両方の機能を高めた上で、適切なフォームでより効率的に、より安全にトレーニングを実践してもらいたい。
前回の「正しい『デッドリフト』のためのエクササイズ①|股関節の可動性を高める(3選)」もまだ読んでいない方は是非チェックしてみてもらいたい。
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