『ダンベル・ルーマニアンデッドリフト』の正しい実践方法
今回の記事では「ダンベル・ルーマニアンデッドリフト -Romanian DeadLift w/DB」の効率的な実践方法と押さえてもらいたいポイントを解説する。
ダンベル・ルーマニアンデッドリフト|期待できる効果
ダンベル・ルーマニアンデッドリフトでは、太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)とお尻の筋肉(大殿筋)がターゲットとなる。
股関節を曲げる動きのことを「ヒンジ動作」といい、下半身の動きの中でも非常に大切な機能の一つ(下記画像:バーベルでのルーマニアンデッドリフト)。
ヒンジ動作が上手にできない人(股関節が使えていない可能性が高い)は、腰やヒザに負担・ストレスがかかってしまい、ケガをよく引き起こす。

ルーマニアンデッドリフトでは、このヒンジ動作を習得するためにも良いトレーニング種目。今回の記事では、「ダンベル」を使用して行っているが、「バーベル」でも勿論問題はない。
※ダンベルの方がバーベルよりも動きの自由度は高く、負荷も低い設定から実施することが可能。また、自宅の中など狭いスペースでも気軽に実践することができる。
しっかりとお尻やハムストリングスに刺激を与えて、鍛えることで「美脚」や「ヒップアップ」「腰痛やヒザの痛みの予防」などの効果が期待できる。
実践動画:ダンベル・ルーマニアンデッドリフト|Romanian DeadLift w/DB
図解:ダンベル・ルーマニアンデッドリフト|Romanian DeadLift w/DB
図解|横から(スタート姿勢)

- つま先は正面に腰幅(骨盤)くらいに立つ
図解|横から(動作時の姿勢)

- アゴを引いて 上半身はまっすぐを保つ
- お尻を後ろ方向に引くイメージ
- お尻と太もも裏の筋肉を意識する
この記事のまとめ&最後に
今回はダンベル・ルーマニアンデッドリフト実践時のポイント解説をさせてもらった。
自分自身のトレーニングプログラムにも、指導している選手・チームのプログラムの中にも必ずといっていい程、取り入れる種目の一つです!
途中でもお伝えしたが、ダンベルは場所を選ばずに家の中など狭いスペースでも気軽に実践することができるということもメリットの一つ。今回の内容を参考にぜひ実践してみてもらいたい。