高齢者の方と子どもに運動指導をして感じること【20〜30代の方に伝えたい話】
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] みなさん、こんにちは!大阪でフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している BODY PARTNARS の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto) [/chat]
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高齢者と子どもの運動指導をしていて思うこと
今回の記事では「高齢者と子どもの運動指導をしていて思うこと」というテーマでお話していきたいと思います。今回お伝えする内容は、あくまで私自身が感じる個人的な見解となりますので一つの参考にしてもらえたらと思います。
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 現在、私はトレーニングコーチとして中学生・高校生・大学生のスポーツチームの選手に対して定期的にトレーニング指導をしています。また一般の方では20代の方から高齢者の方までトレーニング指導をさせて頂いています。
これまでにも幼稚園や小学生の子どもたち、高齢者の方では90代の方に対して運動指導をさせて頂いた経験があります。
ここ数年間で幅広い年齢層の方々にトレーニング指導させて頂く中で感じることがいくつかあり、とくに20〜30代の運動をされていない方に向けて伝えたいと思うことがあります。 [/chat]
運動をしていない20〜30代に伝えたいこと
結論からズバッと言うと「将来のカラダのことを考えて運動しましょう!」です。これまでに高齢者の方と、子ども、スポーツ選手らの運動・トレーニング指導をしてきた中で感じることが山のようにあります。
高齢者の方では、さまざまな疾患や障害、不調をお持ちの方がほとんどです。年齢を重ねるほど、カラダに対しては何かしらの問題や不調も出てきやすくなっていきます。ただし、その症状の重症度や数などについては個人差が非常に大きいなと感じています。
で、その個人差って「何が影響しているのか?」ということを日々トレーニング指導をしていると考えるんですが…結局のところ、毎日の「行動や習慣」の積み重ねの結果に尽きます。
中には、遺伝的な要素や突然起こる外傷、症状などもありますが…
ようは多くの場合、その一つひとつの行動や習慣の積み重ねで10年後…30年後…50年後のカラダが作られるわけです。
スポーツトレーナーの業界内では「運動は良い薬なり」というフレーズが使われる場面がありますが、日本人全員にも知ってほしいフレーズだと感じています。
運動を適度な負荷・頻度で長期的に継続することは、生活習慣病の予防につながることは多くの方がすでに知っていることだと思います。運動することには、メリットはたくさんありますが、デメリットは見当たりません。
で、よく40〜60代の方や高齢者の方でも過去のスポーツ歴、運動歴などをお聞きすることがあるんですが、やはり運動を始める時期が早ければ早いほど健康的な人が多い印象を私は持っています。
小学生・中学生という成長期の頃に運動をしていた人の方が姿勢が良い傾向にあったり、動きがスムーズでケガや病気が少ない傾向にあると感じています。
現在は、子どもの時期のカラダ作りにも興味・関心を抱いています。地域によっては子ども専用の運動教室なども増えているかと思います。幼稚園〜小学校高学年の時期までにいかに多くの運動体験をさせるかがカラダの基礎を作り上げるといった話もあるので大切な時期です。
運動は自分自身に合った適切な負荷・頻度で実践していけば、本当にメリットしかありません。始める時期は早ければ早い方が良いと思います。理由は、発症した病気や疾患、障害の種類によっては取り組んでも手遅れになってしまうケースもあるからです。
始める時期が遅れると、姿勢の歪みも強く進行していき症例によっては骨棘を形成して骨が癒合してしまうケースもあり、歪みが元に戻らないというケースもあります。
機能低下が強く進行したり歪みが元に戻らない状態になると、その周辺の骨や関節、筋肉、内臓の組織にまで影響を及ぼし、続けて悪い疾患や障害も起こりやすくなります。
これが高齢者の方と子ども、スポーツ選手、20〜50代の一般の方を指導する中で感じることの一つで読者の方に伝えたいことです。
「将来のカラダのことを考えて”今すぐにでも”運動しましょう!」
最初は1日20〜30分程度、1週間で2〜3日でも良いと思います。運動を実践することに慣れてきて習慣化できてきたら、少しずつ負荷や実践時間なども増やしてみましょう。
運動に取り組む種類に正解はありません。自分自身に合った正解が見つかればそれで良いと思います。大切なことは自分のカラダの状態や目的に合った運動を実践すること。そして、できる限り無理なく楽しいと思える程度で長期的に継続する視点をもって取り組むこと。
[chat face=”IMG_5622.jpg” name=”BODY PARTNARS代表 藤元 大詩” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru” ] 運動は良薬なり!!どの年代に対して運動を取り入れるメリットは多くありますが、健康習慣を作り上げて一生涯健康的なカラダで居続けるためには20〜30代の時期がひとつのターニングポイントになるかなと感じています。
元気でアクティブな年代の内に「運動」というひとつの習慣を手に入れていくことが大切なことかなと思っています。 [/chat]
この記事を読んだ「まだ運動をされていない方」は是非これを良い機会に日々の日常に運動習慣を取り入れてみて下さい。それではまた次回の記事で☺