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コンディショニング

腰痛の種類と原因について

藤元大詩/Taishi Fujimoto

大阪でパーソナルトレーナーとして活動している藤元 大詩(ふじもん)です!(@taishi_fujimoto)

 

腰の痛みがでる部位には、、椎間板、椎間関節、仙腸関節、筋筋膜、骨、神経があります。

これらの腰痛の1つ1つには、違った原因があります。

 

椎間板

椎間板性の腰痛で代表的な傷害が「腰椎椎間板ヘルニア」です。

聞いたことがある人も多い傷害だと思います。

椎間板が何かしらの原因によって衝撃吸収機能が低下し、線維輪という部位に大きな負荷が加わった際に損傷されます。

詳細については省略しますが、この線維輪の損傷が進行することで椎間板性の腰痛が繰り返し引き起こり、髄核が脊柱管内に移動した状態が「ヘルニア」です。

主な原因

  • 大臀筋やハムストリングスの柔軟性低下
  • 股関節の屈曲可動域の低下
  • 骨盤前傾可動域の低下
  • 脊柱(上位)の可動性の低下
  • 体幹の安定性の低下

椎間関節

椎間関節の腰痛には、「椎間関節障害」や「腰椎分離症」があります。

伸展(上体を反る)の動きと回旋(上体を捻る)の動きによって痛みを生じることが特徴の腰痛です。

主な原因

  • 腸腰筋や大腿直筋の柔軟性低下
  • 股関節の伸展可動域の低下
  • 骨盤の後傾可動域の低下
  • 脊柱(上位:特に胸椎)の可動性の低下
  • 体幹の安定性の低下

仙腸関節

仙腸関節の関節部位に外力や負荷が加わり、関節障害が発生するといわれています。

仙腸関節は靭帯によって頑丈に結合されていて、各方向に数mmの可動性があります。その可動性には個人差があります。仙腸関節障害は関節周囲にある靭帯や付着部の障害でもあります。

主な原因

  • 骨盤周囲筋群の伸張性低下
  • 体幹筋群の機能の低下
  • 骨盤や股関節周囲の筋収縮パターンの低下

筋筋膜性

筋筋膜腰痛症をはじめ、筋付着部症や肉離れなどがあります。

実は、関節由来の腰痛(椎間板、椎間関節、仙腸関節など)や神経に関する腰の痛みについてはよく研究されているようですが、筋肉由来の腰痛はメカニズムが明らかにされていないそうです。

主な原因

  • 骨盤や股関節周囲筋群の伸張性低下
  • 体幹筋群の安定性・機能低下
  • 動作パターン不良
  • 骨盤や股関節、脊柱の可動性低下 など

 

今回お伝えしたように腰の痛みは、いくつかの種類があり腰痛の種類によって原因が違います。腰痛の原因によって改善策や予防する方法も変わってきます。

 

今回お伝えした内容で大切なことは以下の3つ!!

  1. どの種類の腰の痛みか?
  2. なぜ、腰に痛みがでたか?
  3. 腰に痛みがでた原因は?

 

今後は、腰の痛みに対しての改善するエクササイズ予防するための方法についても投稿していきますね!

 

【追記】

投稿しました!!是非、実践してみてください〜

https://fujimototaishi.com/draw-in-exercise

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ABOUT ME
藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
藤元大詩/FUJIMOTO TAISHI
B−LEAD代表パーソナルトレーナー/講師
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。
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